これまでに寄せられた書評の数々です


2001年4月の出版以来、いろんな方から感想が寄せられました。
どれも嬉しいものばかりです。
辛辣な批評を敢えて書くというは、たとえそう感じていたとしても大変なことでしょう。
そんなことを差し引きつつも、
どれも嬉しい感想ばかりだと僕は素直に喜んでいます。
皆さまからの温かい書評をこれからもお待ちしております。

感想をいただいた中には、ベリープライベートなものも多く、
ですからその部分は掲載してません。

感想をお寄せ下さった皆さま、どうもありがとうございました。
これからもどうぞよろしく。
(望波亭主人・女将)


●越冬中だったY君のお母さんからの感想
(息子を南極に送り出したお母さんが『氷海の彼方で』を読んで、その感想を息子にメールで送ったものだそうです)

・・・・・(前略)・・・・・
本題に入ります、氷海の彼方を読ませてもらいました。

文字の大きさ、文章もとても読みやすく気取りのない素直な気持ちで書いておられるので、親しみを感じながら飽きることなく最後まで感動の繰り返しでした。
初めて本を出されたとは思えないすばらしい本だと思いす。留守家族としての気持ちはそのままに通じ、又、あなたも幼い時かなりひどい喘息であった事も長い間忘れていましたが鮮明に思い出し、相通じるものが多々あり、何度も涙がポロポロとこぼれました。

あなたの分と2冊買って来ましたので、何度も読み返し大切にしていきたい1冊になると思うとともに、この本を教えてくれたあなたに感謝をしています。極地の事も詳しく解りやすく景色が目の前に見えるような気がするほどの文章で、厳しくも美しい南極の様子が記録されていますので、少しわかった様な気がします。常々厳しいところではあると思っていますが、文中に南極は何が起こるか解らないと何度も繰り返し書いておられるので、本当に厳しい所だなぁと改めて思いました。

●Aさん(男性) (旦那註:この方からはたくさんいただいております)

1.今、読んでますが面白いです。「南極に行きたい夫」「夫を南極に行かせたくないが、無理して行かせないのもいやな妻」「父親が4カ月いなくなることを納得できない息子」「まだ、そんな意識もないほど小さい娘」たち家族にとっての南極との戦いが実によく描けてます。
「愛とは、愛と誠を武器にした戦いである」という、ガンジーが娘に宛てた手紙の中の言葉を思い出しました。

2.感動のシーン1
山内くんが南極のユキドリに、「僕たちは文明に守られて、やっと生きているのに、君たちは、自分の体だけで生きてる。なんてすごいんだろう」と言うシーン。そうなんですねぇ、僕たち人間は多かれ少なかれ、文明のチューブをくわえたままでないと、どこにも行けない動物なのかもしれませんねぇ・・・人間の小ささを感じさせてくれるシーンでした。

感動のシーン2
山内理江さんが、子供の気持ちになって文章を書いている。これには感動しました。なにげないようですが、子供をいつもちゃんと見ていないと書けない文章で、「相手の気持ちになってみる」・・・子育てだけではなく、人と人がつきあうのに、これはすごく大切なことだなぁと実感しました。こんな気持ちさえあれば、すべての地球上の争い事はなくなるような気がしました。

いやぁ、読んでいて、話や、場面がすごく変わるので、ついていくのが大変ですが、その距離が南極で働く人と、その家族の距離だったのかもしれないなぁ・・・と考えました。

3.プライベートを掘り下げているから、普遍的だということもあるんじゃないかなぁ・・・「男の夢と家庭」「妻の夢と子育て」オーストラリアに住む特殊な1家庭の話のようでいて、日本に住む人々と共通した悩み、喜びが、むしろ強調されたように浮き彫りにされていると感じました。日本の東京に住むサラリーマンのお父さんにも、多かれ少なかれ共感する部分ってあると思うんです。


●Bさん(男性:南極経験者)

注文していたご高著が届いたので、早速手にとって一気に読破しました。途中、何度も南極のあの独特の風景がフラッシュバックしてきて、なつかしい気持ちで一杯になりました。一般の人が読んでどう感じるかはわかりませんが、僕にはこの本に書かれているいろいろなことがすごくよくわかるような気がします。

南極の自然は想像を絶するほど厳しく、また想像を絶するほど美しいものでしたね。


●Cさん(女性)

そうそう、ハジメさんの文章とリエさんの文章の字体、とても内容に合っていて感心してしまいました。
あと、個人的に小題の付け方が大好きです(「青アザラシ、スコップの男、右弦の月」とかね。)


●Dさん(女性)

改めまして「氷海の彼方で」のご出版おめでとうございます。
最初の最初から見ていた私としては、感慨もひとしおです。
やっぱりいいですよね、何かが形になる、っていうのは。

あの本はすごくいい本ですよ。一人でも多くの人に読んでもらいたい、と一読者として思います。


●Eさん(男性:『氷海の彼方で』登場人物)

昨日,「本が届いたら連絡しますね」とか書いていたら,翌日届きました.注文してから1週間でした.
早速,目を通してみました.仕事中でしたので,私が関与していそうなところだけでしたが.読み進むにつれて,目が潤むのを感じられました.これは懐かしさではないと思います.
「あぁ,オペレーション中はかくも見守られていたんだなぁ」という感謝の気持ちに気づくのにさほど時間はかかりませんでした.そうでないと,あんな細かいことまで書けなかったはずですから.そして,今,日本で何事もなく日常を送ることができるのも,みなさんのおかげだと,改めて思い知らされました.
まずは第一報として,感謝の言葉を贈らせていただきます.本当にありがとうございました.厚く御礼申し上げます.


●Fさん(女性)

昨夜は時間も忘れて、読み耽りました。
お二人の、そして、春樹、花さんの姿がなんだか手にとるように感じられました。とっても、なつかしかった!!。
肇・理江さんの声まで、聞こえてくるようでした。
ステキなご本、ありがとう!!

お二人の人生、子ども達との人生の有り様の不可思議さを思いました。
しがらみからの開放を感じ、21世紀の家族の生き方なのか?
それとも、肇・理江流かな?・・・


●Gさん(男性)

夢を追いかける熱き心の男たちとそれを陰で支える家族の心暖まる物語ですね。
私自身も南極へ行ったような錯覚を覚え、トナー島でのブリザードには興奮しました。
周辺の氷と岩山の厳粛な風景とそこで働く遊び心豊かな男たちの姿が生々しく伝わりました。多少昔、山に入った経験があるからでしょうか。学生時代のあの何物にも代え難い自由奔放な一時を追体験できました。

理江さんの苦労は当然ですが、銚子のご両親の活躍は素晴しい! 理江さんが遠慮ぎみに書いておられますが
あの人達は強い味方でしたね。今なおエネルギッシュに動くのがわかります。

春樹君のカタリはおもしろいですね。
絵本を見ているようでした。理江さんの文才には驚きです。

出来たら写真とか春樹君の書いた絵とかが入っておればなお良かったですね。

たくさんの人に読んで欲しい本です。
本当にごくろうさんでした。
第二弾を期待しています。


●Hさん(男性:南極経験者)

表紙はトナー島ですか?
ああ,南の島に行きたい.
君知るや,で始まるミニヨンの歌!


●Iさん(男性)

ご本を拝読させてもらっていますが、180ページの春樹ちゃんの独白のところでしばらくストップしています。
これはすごい内容のある本ですね。家族の絆を深く考えさせてくれます。
肇さんと理恵さんがなぜ幸せなのか、それはつまるところ、共感できるものを多く待っているからですね。
ご本で特に印象に残っているのは、南極の風です。本当に怖いですね。人間は本当に小さいですね。また自然は正直ですね。肇さんはすばらしい体験をしましたね。といっても、奇跡的に助かったような感じですが。


●Jさん(男性:南極経験者)

ぱらぱらと読んだだけで失礼ですが、それだけで痛い思いをしました。しかし、表題や表現の随所に、村上春樹の匂いを感じとるのは私だけでしょうか?


●Kさん(男性:『氷海の彼方で』登場人物)

いい本ができましたねぇ〜さっそく感想を・・・
 南極(特にアムンゼン湾)でのあの生活が、あの空気が思い起こされて体中を包みました。さすがにあの風圧まで襲ってくる事はなかったのですが、自分達がその地に立っていたのは事実だったんだと再認識しました。
 それにしても自分を含めてメンバーが本に登場するというのは、ちょっと気恥ずかしくもあり、嬉しいものですね。人物評がちょっと甘いのでは??という気もしますが、1ヶ月とはいえ13人の閉じた社会で生活を機能させ、苦しみ、悲しみ、葛藤もあったけれどそれを超えるくらいの楽しさと喜び、充実した時間を過ごせ事、本当に良かった。それを思い出させてくれたこの本に感謝、感謝です。
 また羨ましいと感じた山内さんの家族の姿。互いに個を認め合い、夫婦で議論を重ねて、家族となって物事に立ち向かっていっていく。とても強力な力を感じました。家族は出来ているものではなくて、造っていくもの。問題の先延ばしや目を背ける事に良い結果は生まれない、時には思いっきり手を抜いて気楽にやろうよ、何より家族を愛しているんだ。家族っていいなぁ〜・・・支離滅裂ですみません。この本を読んでいて、また自分を振り返りそんな事を思いました。
 本が沢山の人の目に留まり、できればたくさん売れて(NHKの朝ドラに出てくるゴーヤーマンよりは確実に売れる!)、来日サイン会が出来ますよう、そしてご家族の健康とご発展を心よりお祈りしています。


●Lさん(女性)

ハジメさんの所はまるで小説をよんでいるように、リエさんの所は人の日記を盗み読みしているように、そして春樹くんの所は・・・・そう・・走の心の中をのぞいてしまったように・・。3冊分の本を一気に読み終わったようです。

しかしずるいよー、なんせ1ページ目で泣いてしまったからね。私が2才の男の子の母だからなのかしら????
途中、走がグズリ出しておんぶしながら読んでいる私こそ、この本の読者にふさわしいわ、なんて一人悦に入ったりて・・・。


●Mさん(女性)

私としては 理江の心情(心の移り変わり?流れとでも言いましょうか)に同感したり感心させられたり・・ まあ母として子供に対する態度をちょっとだけ振り返って見たくなりましたよ。私はどうだっただろう 今は?てなかんじでね。妻としては 流れ自体があまりに遠い世界なもんで(ラブラブ〜って感じがね)自分を振り返るとブチ切れそうなんで考えないようにしました。

また南極探検隊っておいしいもの食べて飲んでばっかじゃん!なんて思いながら読んでいた私はここで肇さんにお詫びを言いたい!大変なとこなんだね。この本を読まなかったら何をしに言っているのかどんなとこなんだか考えもしなかったよ。それは京華にとっても同じことでなんかのめりこむように読んでいたよ。京華にとっては春樹のとこが一番よかったらしいよ。 すごく共鳴してた。

あ〜お母さんたちのこともあのパワフルなとこは見習いたいよね。うん 実にいい味だしていたよ。


●沖縄タイムス

琉球大学元教授の木崎甲子郎先生に書いていただきました。
著作権の関係上、沖縄タイムスのHPにリンクします。
そちらでご覧下さい。


●Nさん(たぶん男性だと思うのですが)
(『子育ちWAO!』 http://www.kosodachi.ne.jp/ で読者にプレゼントをした、その読者からの感想です)

丁度人生を考え直そうかという、転機がくる年代になり、新たな刺激となりました。結婚して10年、人生80年の真ん中あたりで、これからの転機をどう築いていこうかと考えました。


●蒼氷さん

オンラインブックショップ「bk1」の書評欄に掲載されていました。
こちらをどうぞ。