旦那の作業場
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| 元来、大工仕事などほとんどやったことがなかったのですが、ここオーストラリアに来てから、家の中や外回りのちょっとした修繕は自分でやるようにしました。それに加え、家具づくりにも手を出し(とは言っても、椅子やテーブル、ベッドという「脚もの」ばかりですが。タンスなどの「箱もの」はまだまだ難しいのだ)、現在、家の中に小さいものも入れて合計8点(たぶん)の家具があります。その内の数点を、僭越ながら紹介いたします。させて下さい。します。 |
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●子供用の椅子とちゃぶ台
西オーストラリア南部にはジャラという名前の重くて固い木があります。普通のDIY店でも手に入る位ポピュラーな材木で、私はよく利用しています。黒檀のような黒さがなかなか渋いです。そのジャラと松(パイン)を使って作ったのが、この椅子とテーブル。黒と白のツートンカラーが気に入ってます。この椅子が私の木工第一作と言ってよいでしょう。これを作ったとき、ケーペルのピーターは「ハジメ、これバンバリーのフリーマーケットに持って行けば、きっと65ドルで売れるよ」と言ってくれたのを覚えています。ほめてくれたのだと私は理解したのですが、まあいずれにしろ、65、という数字がリアルです。椅子は我が家で現役ですが、テーブルは友人宅にあります。頼まれものだったのですが役に立っていればいいのだが(実は、表面に段差があるというクレームがあった・・・)。仕上げはいずれもデニッシュオイル。使えば使うほど落ち着いた色合いに光っていく良質の仕上げオイルです。
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●ベッドサイドテーブル
 これもジャラとパインのツートンカラー。デザインが先ではなく、あれこれと作った後に残った端材の長さや幅を元に、あれこれと考えて組み立てたもの。ポイントは、電気スタンド用のてっぺんの突き出し。このおかげで上面が広く使え、文庫本だろうと大きめの雑誌だろうと、ポンと置いてすぐさま「おやすみ」モードに突入できるのです。まだ仕上げ材を塗っていないのですが、そのままでも柔らかい色合いが夜の雰囲気にマッチしてなかなかいいです。
 それから2年後、やっと仕上げました。靴箱を作った際に一緒にオイルを塗ったのです。これまではデニッシュオイルという、おそらく鉱物油だと思うのですが、ベンゼン系統の匂いのするオイルを使ってましたが、今回植物油を使った仕上げオイルを見つけたのでそれを試してみました。ツヤに欠けるのですが、用途を合わせれば充分イケルと思います。
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●積み木
これまた端材。使い残しの半端物を片っ端からぶったぎってサンドペーパーで角を落とす。たったそれだけですが、それに子供の想像力を加えれば、もう立派な玩具です。出来上がった頃は、どちらかと言えば私の方が「創作」に夢中で、小僧はもっぱら壊し専門。しかし、今ではちゃんとどうやら役に立っているようですぞ。
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●シングルベッド NO.1
春樹用に作ったもの。4本の柱を長くして、上段を物置にした。簡単な作りではあるが、電動工具を持っていない時期に作ったものだから、とにかく時間がかかった。やってみて分かるのだが、部材を切って、溝掘って組み立てることよりも、何と言っても仕上げに時間がかかるのだ。この大きさのものをサンドペーパーで仕上げるのは大変だった。今は電動ヤスリ(サンディングマシーン)があるので、早い早い。でも最後は必ず手でやるけどね。このベッド、将来的には寸を詰めて普通のシングルベッドにしてもよし、2段ベッドに改造してもよし、です。
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●シングルベッド NO.2
来客用に作成。正確に言えば、花が生まれるのに合わせて二人の婆さんが入れ替わりで来豪したのだが、その時に急場しのぎで作ったもの。電動工具を駆使して2日で完成。その割にはちゃんとできてます。この時一緒に作ったのがベッドサイドテーブル。合わせてご利用下さい、という趣旨でした。ちなみにそのベッドサイドテーブルにも2日を費やした。こういう小さいものの方が手間と時間がかかるといういい見本。いろいろ勉強になります。現在このベッドは子供のオモチャ置き場に降格しております。ああ。
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●コンピューターデスク
デカイだけが取り柄のコンピューターデスク。タタミ一畳分の広さにアプティバとパワーブックを乗っけています。その他プリンター、ファックス、文房具その他諸々ごちゃごちゃを置けば、あっという間に手狭になります。机の広さとパソコンのハードディスクの容量は非常に似ている。どんなに最初広くて大きくても、気が付くと使える部分は10%しか残っていないのだ。
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●ちゃぶ台
子供椅子と一緒に作ったもの。張り合わせのくせに天板がやたら高かったのを覚えている。100ドルはした。しかし、ほんとに重宝してます。西洋文化の中には、コーヒーテーブルはあっても、ちゃぶ台はないのです。すなわち、床に座って利用できる高さのテーブルがここでは手に入らないのです。うちに来る僕らの友人らは、このテーブルを見て「これはいい(高さの)テーブルだなあ」と褒めてくれます。
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●子供用お立ち台
洗面台で使うために春樹用に作ったもの。二つの高さの台が収納されるようにしてある。これもジャラとパイン。高い方の天板には滑り止めのコルクがはってある。春樹の身長が伸びたので、今は低い方の台だけを使っている。やがては花が使うことになるでしょう。
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●靴箱
 ほぼ一年ぶりの新作です。やはりジャラとパインのツートンカラー。電動工具も充実してきて、けっこう技が入ってます。仕上げのオイルも植物油を使った「エコロジカル」なものを見つけてきて使いました。サンディングも気合いを入れてやったので、表面はツルツルです。我ながらいい出来で気に入ってます。進行具合を頻繁に見に来ていた隣のばあちゃんも「靴箱にするには出来が良すぎる」と、お褒めに与り、そうだこれは靴箱にするにはもったいないと僕も内心思っています。ところで両横の突起は「カサハンガー」です。靴箱にはカサが付き物だろう、と突然思い立ち、工夫を凝らして作ったのですが、靴箱の側を通るたびに半ズボンの裾が引っかかってしょうがない。そう言うわけで妻には評判悪いカサハンガーです。いいアイデアだと思ったのに。
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| ●小僧用椅子 |
| ●門 |
| ●お立ち台(その2) |